どうも、まとまった休みがあるとダラけてしまう、またきです。
THE・夏の気候の中で過ごしていると、自分が小学校の時の頃を思い出します。また身近にいるあるお子さんを見るたび、「夏休みの宿題やってて偉いなー」「ちゃんと計画的にやってるなー」と、すごーく感心します。
ぼくの夏休みの宿題の進め方はというと、時々フルパワー出して、途中で飽きて、結局最後に追い込むタイプでした。計画性ゼロマンです。
その中で一番キツかったのは、やはり読書感想文です。なぜ面白くもない本を読んで、何にも役に立たない感想文を書くのだろう?小さかったぼくは、毎年そう思ってました。
でも振り返って、「文章を書く」「言葉を紡ぐ」という視点で見ると、強制的にそういうイベントがある方が、教育上良いのかもしれません。
という長ーい前置きは置いておきまして、本日は「アリさんとキリギリス」という本を読んだ感想を、つらつらと書いていこうと思います。昔を懐かしんで、少し読書感想文チックなブログを書いてみます。
紹介する本の要旨
簡単にこの本の要旨を書くと、
「イソップの寓話『アリとキリギリス』(働き者のアリと怠け者のキリギリスの対比が描かれ、アリの美徳とキリギリスの悪徳を印象付ける物語)が書かれて約2500年、キリギリスは悪者扱いをされてきた。しかしキリギリスの汚名返上・復権が可能になってきている現代において、どのような変化が起きているのか?今まで続いてきた価値観がどのように変化してきたのか?を、誰もが理解できる単純明快に書かれた本」
という感じでしょうか。
時代と時代の交差点に生きる
テクノロジーの進歩によって時代の流れが早くなっている世界で、いま我々は生きています。今日学んだ新しいことが、明日にはすでに古いことになるような世界です。
ぼくは「時代と時代の交差点に生きている」と考えることがあります。いかなる人もいろんな価値観や思想を持っていて、どの考え方も正解になり得ます。本書でも物事の「善と悪」ではなく、「違い」について言及しています。
育つ場所も価値観も違う中で、わかり合えないことなんてたくさんあります。大事なのは、違いを認識した上で、どのように考えて、行動していくかだと思います。
親の想像を超える
ぼくは自分の人生が始まるタイミングは、二回あると考えています。一回目はもちろんこの世界に誕生した時。二回目は、自分の親の想像を超えた時。
18歳まで一般的なレールの上を歩いてきましたが、自分の声に従って行動できたその日から、ぼくの二回目の人生は動き始めました。
常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
アインシュタインさんが「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」といっていました。この常識がまさに親の持つ常識で、この常識をぶっ壊さない限り、真の自分の人生を歩むことは困難なのではと感じます。
親からすれば、(一般的に)いい大学に進学して、いい企業に就職してほしいと願うのは当然なことでしょう。
人が生まれてから自立するまで、約20年。この間とてつもないスピードで時代は動きます。終戦から高度経済成長期までもおよそ20年のように、思想や経済も大きく変化します。
これから親になるぼくたち世代も、自分が持っている常識が非常識になる未来を見据えて、どんな時代も生き抜ける力をどう身につけるか、という問題にぶつかっていかなければいけないと思います。
最後に
数年後学歴に加えて、影響力や信用スコアなどの新しいものさしによって、人が評価される世界が来ます。そのときに大事なのは、「どんな世界でも果敢に生き抜く力」なのではないでしょうか。
「kidsweekend」は多様な体験から今までとは違う学びの形を提供することが出来ます。
これからの未来をつくっていくお子さんが一人でも多く生まれることを、ぼくは楽しみにしています。
One more thing.
読書感想文の書くつもりが、ただのいつもの自分が言いたいことをただただ言うだけになってしまったので、次回は少し違ったテイストの記事を書きたいと思う、またきでした。
ばーい!