僕は週末、子どもちと一緒にボランティアをしたりアウトドア活動をするボランティアをしている。そんな活動を続けてもう10年ほど経つだろうか。
また、前職では子ども向けの体験イベントの企画したり、ワークショプの運営に関わる機会があった。
そんな現場で感じるのは子どもたちにはいろんな体験をさせてあげたい、という保護者からの強いニーズだった。
さて、タイトルにもなっている衝突断面積、これは本来物理学の世界で使われる言葉らしい。
しかし、僕が初めてこの言葉を知ったのはプログラマーであり、アルファブロガーでもあるdankogaiこと小飼弾氏の著書『新書がベスト』だった。
それ以来、この言葉は僕の中で大切なキーワードの一つになっている。
インタビュー『なぜ新書を読むべきなのか?小飼弾さんに教わる読書術』の中ではこのように述べらている。
――本で読んだことのアウトプットの話題に移りたいと思います。この本では「衝突断面積」という言葉が出てきますね。
小飼 衝突断面積は、最近気に入ってるフレーズなんです。自分のアンテナ、つまり関心を持つ領域を広げておくことで、同じ時間内でより多くの幸運や出会いに当たる確率が高まる、ということです。読書でいうなら、同じジャンルや著者の本を10冊読むより、さまざまなジャンル、10人の著者が書いた10冊を斜め読みしたほうが、衝突断面積ははるかに大きくなります。
「運も実力のうち」とよく言いますが、運そのものはランダムにやってくるものです。だけど……いや、だからこそ、その運を受け取る受け皿の大きさとか、アンテナの感度の良さが重要になってくるわけです。
なぜ新書を読むべきなのか? 小飼弾さんに教わる読書術(ITmedia)より
このインタビューはもちろん読書について述べられたものであるがその他多くのことにも当てはまる気がするのは僕だけではないだろう。
そして、これは働き方だけでなく、どう生きていくかということ自体がますます多様化していく現代を生きる中でとても大切なことではないだろうか?
「kidesweekend」 のwebサイトのアイキャッチ・メッセージは「子どもの好きを体験しよう」だ。
それに続くメッセージは
「お子様の興味に合わせて、様々なジャンルの習い事やアクティビティを、年齢、場所、時間から簡単に検索し予約できるサービスです。
一回参加型のアクティビティを中心に、興味のあるものを好きなだけ体験する中で、子供の「好き」や「好奇心」を広げます。
Kidsweekendは、未来を生き抜く子供たちに新しい学びのカタチを提供します!」
どうだろう?
これはまさに小飼弾氏の言う衝突断面積を増やす、という話と通じるものを感じるのは僕だけではないのではないだろうか?
さて、皆さま、お子様も、そしてお子様が体験するということを通して皆さま自身の衝突断面積を広げてみませんか?
そう、kidsweekendで。