こんにちは、SERIです。
いよいよ梅雨も開け、夏本番がやってきました!
皆様、いかがお過ごしですか?
今回は、以前ご紹介した「キッズ日本舞踊サマースクール」に実際参加してきましたので、その様子をレポートして参ります!
Contents
会場到着までの様子
お稽古の場所は、赤坂にある豊川稲荷東京別院。
今回参加するのは、8歳と5歳の娘達です。
子どもたちは、もちろん日本舞踊初挑戦!
上手くできるかな?と不安になりながらも、浴衣を着られる喜びで、期待に胸を膨らませていました。
いよいよ、会場に到着!
緑豊かで、蝉の鳴き声が響く整然とした空間、都会のど真ん中にあるとは思えないほど落ち着き、神聖な空気がそこにありました。
そしてこちらが、実際にお稽古を行う建物です。
いよいよ始まる日舞のクラスと、先生との対面に、子どもたちの胸も高鳴ります!
体験内容
今回、こども達を教えてくださるのは、若菜流師範の若菜史果先生。
ご本人も8歳から日舞を始められ、日本の素晴らしい伝統芸能を子どもたちに伝えたいという、熱いお気持ちをお持ちの先生です
とっても、親切に優しく指導してくださるので、安心してこども達をお任せできます。
浴衣の着付け
まず、最初に浴衣の着付けから始まります。
こども達は、一年に一回着るか着ないかの浴衣に袖を通し、満面の笑み!
先生は、子どもたちをテキパキ着付けてくださいます。
そして、いつ、どこでも背筋がピンと伸びたこの姿勢!ぜひ、子供も私も見習いたいものです。
ご挨拶 -礼儀作法を身に着けよう-
いよいよ、日舞のお稽古が始まります。
まずは、基本中の基本である、ご挨拶から。
お稽古では、挨拶や姿勢など、美しい所作を大切にしています。
特に、お稽古前後の挨拶の仕方など、基本から丁寧にお教えくださり、お稽古が終わる際には、こども達から自発的に美しいご挨拶ができていました。
日常生活でも活きる礼儀礼節を子供のうちから学ばせるには、日舞体験はとても良い機会だと思いました。
日舞の基本的な所作を学ぶ
次は、代表的な小道具である扇子の開き方と綴じ方の練習です。
この素敵な扇子は、先生が小さい頃に実際使っていた扇子とのことで、先生の思いが詰まったとても貴重なものです!
本物の扇子は、子どもたちにはやや重く、開くにはコツと指の力が必要です。
最初は、なかなか上手く開けませんでしたが、流石、子供は飲み込みが早い!数分後には、すっかりコツを掴んで、自由自在に動かしておりました。
日舞では、扇子の持ち方にも決まりがあります!
小学生のお姉ちゃんは、難なくクリアしていましたが、年長さんの次女は、感覚がつかめず四苦八苦。
これも、なんとかクリアし、いよいよ小唄に合わせての踊りのお稽古が始まります。
小唄に合わせて踊る
日舞の小唄は、「チン、トン、シャン」と独特の音とリズム。
子どもたちも、聴き慣れない日本の小唄に興味津津!
今回は、京都の舞妓さんの踊り、「京の四季」の春と夏のパートを踊りました。
春のパートでは、踊りの中で散った桜の花びらを扇子で受け取り、息を吹きかける振りがあり、日本の四季を頭の中で想像しながら自分なりに表現するため、クリエイティブな感性が磨かれるなと感じました。
扇子の使い方も次第に慣れ、ポーズもバッチリ決まるようになります。
先生からは、「こどもは本当に飲み込みが早い、大人は短時間でここまで上達できないんですよ」と褒めていただき、子どもたちのやる気も絶好調に!
こどもだけで発表タイム
いよいよ、お稽古のクライマックス。こども達が、本日の成果を発表します。
今までは、先生が横について小唄に合わせて踊りましたが、最後は子どもたちだけで踊りを披露!
最初は、恥ずかしがっていたこども達も、だんだん本領発揮!ポーズも姿勢も様になり、最後まで、華麗に踊りきってくれました!
正直、初めての体験で、ここまで上達すると思っておらず、親としては嬉しい驚きでした!
最後は、ご挨拶をして終了です。
ご挨拶は、お稽古の基本である、礼に始まり礼に終わるという大切な感謝の心を表現します。
子供の意外な一面を垣間見たことや、日本人としての礼儀礼節の子供に伝えることができ、大満足の一時間でした。
日舞体験後は、参拝がオススメ
体験後は、気持ちの良い境内を参拝しました。
豊川稲荷東京別院は、多くのお稲荷様や八百万の仏様がいらっしゃいます。
商売繁盛や芸事の上達には弁財天様、お金に困らない融通稲荷様など、何箇所も参拝する箇所がありますので、お賽銭を多くお持ちいただくことをおすすめします!
特に芸事のお稲荷様は有名で、土屋太鳳さんのブログでも紹介されています。
ご褒美のスイーツタイム
本日、第二の目玉は、豊川稲荷の目の前にある「虎屋果寮 赤坂本店」でのスイーツタイムです!
虎屋果寮といえば、言わずとしれた羊羹で有名な虎屋さんが手掛ける話題のスイーツスポット。
暑い夏のお目当ては、もちろんかき氷!
人気の宇治抹茶氷
さっぱりとした杏氷
宇治抹茶氷に杏氷と、全員がふわふわでお上品なかき氷を堪能しました!
最後に
初めての日舞体験でしたが、こども達にとっても、私自身にとっても学びが多く、濃い時間となりました。
また、日舞体験のあとにも、参拝やスイーツなど、親にも子にもお楽しみが盛りだくさん!
日本舞踊サマースクールは、8/4(日)、8/11(日)8/18(日)とあと3回開催されます。
一回から参加可能です。
まだ、申込みを受け付けておりますので、日本の伝統芸能に触れるこの機会を、ぜひお見逃しなく!