どーも、エンジニア担当のぐるたかです!
2019.06.09に行われたデジタルアート体験会でアプリ「みずでっぽう」を公開しました。
30分以上も遊ぶ子供がいるほど熱狂的なファンを生んだこのアプリ…なんど子供が企画したアプリなんです!
どうやって「みずでっぽう」のアプリが企画されたのか…そんな開発秘話をお伝えしていきます。
アプリ「みずでっぽう」について
アプリ「みずでっぽう」では、様々なキャラクターやみずでっぽう、最後に水の色を決めます。すると、コップに向かってみずでっぽうを打つキャラクターが出現!
発射されたみずは、まるで現実のような動きでチョロチョロと流れます。そして、★や●、更には風車など、様々な図形を指で動かして、みずの動きを楽しみながら、コップに入れていくような遊びです!
実はこの「みずでっぽう」、最初は全く違ったアプリではないんです。
オリジナルは「しょんべん小僧」だった
もともと、かわいらしい”みずの動き”を使って何か作りたいなぁ…というのがスタート。コップにみずを貯めるアイデアは浮かぶのですが、これといった新規性はなく、ずっと悩んでいました。
そこで、他のエンジニアに相談したところ、「しょんべん小僧だったら面白そうじゃない?」という言葉を頂きます。
「これはいける…!」
そう思って作ったプロトタイプ(試作品)がこちらです。
個人的には満足のいくクオリティで、このまま進めようとしたのですが、大人の事情で却下されました笑
そこから、何も閃かず、「どうしよ…どうしよ…」とメンバー全員が八方塞がりの状態でしたが、救世主があらわれます!
「わたしならこうする!」で大変身!
一度「しょんべん小僧」の代わりはミーティングでは決まらず、宿題として各自で考えることになりました。そして次のミーティングのとき、凄い企画書が出てきます。
なんとデザイナーさんのお子様が「しょんべん小僧」のプロトタイプをみて、「わたしならこうする!」と、アプリを企画してきたんです。その写真がこちら(一部抜粋)
え…凄すぎない?企画書のクオリティが高すぎて、驚きで声が出ませんでした。視界は一気に広がり、「この企画書を形にしよう」と決定!
デザイナーとエンジニアの私が協力し、忠実に再現して作りました。文字のフォントも「児童フォント」を使い、子供らしいアプリになってます。
技術×子供の創造力が組み合わさった瞬間であり、エモさ爆発!多くの方々にあそんで頂き、新しいアプリの形だなぁ…と感じます。
エモさ爆発とは、心がめちゃくちゃ動かされたという意味です笑
子供から学ぶことも、たくさんある
子供の創造力は計り知れないパワーがあるなぁと思いました。そして、様々な視点を持つ重要性や枠にとらわれない考え方を子供から学べるかもしれません。少なくとも私は、子供の創造性から刺激をもらいました!
大人が子供たちから学ぶことも多々あると思えた瞬間です。何か悩んだときは、感受性豊かな子供たちに相談するのもアリですね!笑
最後に
以上です。「みずでっぽう」の知られざる裏話を語ってみました。
今後も、様々なプロダクトができるまでのストーリーを公開していくので、お楽しみに!